
クリニックのLINEのお友達が「8888」人になりました!
ご来院いただき、ありがとうございます
たくさんの患者さんと出会えたご縁に感謝です✨✨
縁起の良い末広がりな数値がそろってなんだか嬉しくなりました。

さて、年末が近づいてきました。
今年の私の抱負のひとつ
「増えた分の体重を戻す」
ですが、いまだ叶っておりません 🙄 💦
でも、今年は増えてはいないので、痩せはしないけど太りもしない、現状キープ状態です😓
外来でもよく耳にする「何もしてないのにどんどん太る」というフェーズに、まさにどっぷり入っております😅
なんで、更年期になると太るのでしょう・・・?
というのを改めて紐解いて、目標達成に向け作戦を立てたいと思います✊
「更年期に入ってから、生活は変わっていないのに体重が増えてきた」
「お腹まわりに脂肪がつきやすくなった気がする」
更年期における体重の増加や体型の変化は、決して努力不足のせいだけではありません。
加齢による影響に加えて、女性ホルモン(エストロゲン)の低下に伴う体の代謝システムの変化が大きく関係していることが医学的にも分かっています。
更年期における体型の変化には、次のような特徴があります。
1.内臓脂肪が増え、筋肉量が減りやすくなる
SWAN研究などの医学的な調査によると、最終月経の約2年前から脂肪がつくスピードが2倍になり、筋肉量が減り始めることが示されています。この変化は閉経後2年ほど持続します。
ウエスト周りの変化(ぽっこりお腹)14,445人を対象としたデータ分析によると、閉経移行期にはウエスト周りが平均+4.12cm、BMIが+0.94 kg/m²増加し、特に閉経後5年以内に顕著にあらわれます。
単に「全体的に太る」というよりも、「内臓脂肪がついてウエスト周りにお肉がつきやすくなる」のが更年期特有の特徴です。
2. なぜ太りやすくなるの?
ホルモンと代謝の仕組み女性ホルモンである「エストロゲン」には、女性の体を守るさまざまな働きがあります。
更年期にエストロゲンが低下すると、体の中で次のような変化が起こります。
① エネルギー消費(代謝)の低下エストロゲンは脳(視床下部)や自律神経に働きかけて、体熱をつくり出しエネルギーを消費するサポートをしています。
エストロゲンが減ることで、特に脂質を燃焼させる代謝機能が低下してしまいます。
② ホルモンバランスの変化と内臓脂肪の蓄積女性ホルモンが減少すると、相対的に男性ホルモン(アンドロゲン)の影響が強く出るようになります。
内臓脂肪のもととなる細胞は男性ホルモンの影響を受けやすいため、お腹周りに脂肪が蓄積されやすくなります。
③ 睡眠障害や自律神経の乱れホットフラッシュや寝汗といった更年期症状(血管運動症状)による睡眠不足も、食欲を調整するホルモンのバランスを乱し、体重増加の悪要因となります。
3. 健康のために知っておきたい臨床的リスク
お腹周りの脂肪(内臓脂肪)が増える「中心性肥満」は、見た目の変化だけでなく、将来的な健康リスクにも影響します。
インスリン抵抗性(血糖値が上がりやすくなる)
脂質異常症・高血圧
心血管疾患(心臓や血管の病気)のリスク増加
→そのため、更年期世代からは「体重の管理」と「生活習慣の見直し」が非常に重要になってきます。
4. 更年期の体重・体型ケアで大切なこと
食習慣・生活習慣の見直し
極端な食事制限は筋肉量をさらに減らしてしまうため逆効果です。
バランスの良い食事と適度な運動(筋力維持と有酸素運動)を意識しましょう。
ホルモン補充療法(HRT)について
「更年期ホルモン療法(HRT)」は、ホットフラッシュやのぼせなどの症状改善、また体脂肪の分布に良い影響を与えることが知られています。
ただし、HRT自体は「肥満そのものを治療するためのもの」ではありません。
生活習慣の改善とあわせて適切に選択することが大切です。
ま、というわけで、飲むだけで痩せる魔法の薬は残念ながらありません😿
ある程度の努力は必要です。
身体の変化・体調の変化に苦しむ時期ですが、まずはご自身の体内で起きている変化を正しく理解することから始めましょう。
一緒に頑張りましょう!!(`・ω・´)q

