5月23日は休診にさせていただき、日本乳がん検診精度管理中央機構の乳房超音波講習会に講師として参加してきました 🙂

土日2日間、 約100名のエコー技師さんたちの講習会です。
乳がん患者さんが増える中、女性にとって乳がん検診は絶対必要な定期検診です。
マンモグラフィ検診が対策型検診として取り入れられるようになって約30年、その後高濃度乳房の問題が持ち上がり、超音波検診の有用性について繰り返し検討されてきました。
マンモグラフィは撮影した画像を複数の読影認定を持つ医師が読影し、所見の有り無しを判定します。
一方で、超音波は検査者が所見を拾わなければ(見落としてしまうと)その所見は後から見直すこともできません。
また、検査者が的確なカテゴリー判定をすることができないと偽陽性(癌ではないのに疑われて余計な精密検査を受けることになる)が増えてしまいます。
超音波検診のハードルの高さはまさにここにあります。
検査する技師もしくは医師の腕にかかってるのです。
この講習会・試験は、ある程度経験がある方が対象です。
ガイドラインをよく理解して、所見をピックアップし、さらに正しく判定できているかどうか確認し、その技術を認定するものです。
受講生の疑問や、ご質問にお答えしてると、「皆、同じことを悩み、迷うのだな」と感じることが多いです 🙄
昨今は超音波検査機の解像度がとてもよくなり、それに伴い小さい病変も拾うことができるようになりました。
小さすぎると、所見をスッキリと判定できないこともあります 😕
その場合、次の検診でサイズが大きくなって、最終的に乳癌と診断されたとしても、その方の生命予後を左右するものではないと判断されますが、それは必ず次も定期検査を受けることが約束された上の話となります。
いつも私の外来で患者様にお話ししていることですが、
「何か所見があった場合、繰り返し診察して比較して経過を見ること」
そして、
「経過観察中、ご自身の自覚で何か変化合った時は必ず早めに受診していただくこと」
がとても大切で、早期発見につながります。
講師として参加しましたが、誰かを教える場合は自分自身もアップデートされるので、日々の診療に生かしていきたいと思います✨

