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普通の経血量って?〜過多月経について〜|たけだ乳腺・婦人科クリニック|立川で乳がん検診なら|たけだ乳腺・婦人科クリニック|乳腺外科・婦人科

新年早々、大風邪をひいてしまい、早速今年の抱負

「健康に過ごす」が叶ってない私です。。。

さて今回のテーマは過多月経

経血量が正常よりも多い状態のことです。

まず、正常の経血量は、

一回の生理につき20〜140ml

ウーン、想像つきにくいですね

皆さん恐らく一度は飲んだことのある、乳酸菌飲料ヤク○ト(一本につき65ml)、約2本分以内、です。

あとは、

「タンポン入れて、大っきいナプキンあてても漏れそうになります(もしくは漏れます)」

「タマゴみたいな大きさの血の塊が何個も出ます」

などの場合も過多月経を疑います。

過多月経の原因として、器質性(原因となる病気がある)と、機能性に分かれます。

器質的疾患の代表は

  ・子宮筋腫

  ・子宮腺筋症

  ・子宮内膜ポリープ

  ・子宮体癌

などが挙げられます。

機能性は、見かけ上明らかな子宮の病気がない場合です。

まずは、自分の経血量を把握することが大切です。

かくいう私も、自身の過多月経に気づいていませんでした。

「みんな、こんなもん 🙄 」

と思ってたのです。

私の失敗談をカミングアウトすることで、皆さんにも今一度自分を振り返ってもらおうと思い、恥ずかしいけどお話しします。

中学生の頃から、経血が漏れないよう、生理中は細心の注意を払いながら過ごし、朝礼で倒れたことは数知れず。

健康診断で採血を定期的に行うようになってからは、常に「貧血」の判定。

それでも、自分は過多月経と思ってませんでした。

「生理って、こんなもんでしょ? 🙄 」

なんと、産婦人科医になってもその意識は変わらず、「そんなもんだ」と思って治療してませんでした。

今思うと、ダメダメですね~ 😥 

私の場合、もともとは機能性過多月経だったのですが、治療を始めてから劇的に色々改善しました。

ホルモン療法はあらゆるものを自身で試して体感しました。

もちろん、個人差はあるので私の感想が全てではないとは思っています。

ただ、自分と同じ感じで我慢してる方、諦めてる方がいらしたら、一度は婦人科に相談して欲しいです。

もしかしたらそのお悩み、意外にあっさり解決するかもしれません。

早く相談しとけばよかった、と思うかもしれません。

まずは一度、ご相談ください 🙂