卵巣の働き (10〜30代の月経不順 編)|たけだ乳腺・婦人科クリニック|立川で乳がん検診なら|たけだ乳腺・婦人科クリニック|乳腺外科・婦人科

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卵巣の働き (10〜30代の月経不順 編)|たけだ乳腺・婦人科クリニック|立川で乳がん検診なら|たけだ乳腺・婦人科クリニック|乳腺外科・婦人科

突然ですが!

ヒトの卵巣は、いくつあるかご存知ですか?

正解は二つ。

子宮の左右に一つずつ、子宮に隣接して存在します。

卵巣の働きは女性ホルモンを出すことです。

卵巣は脳から信号を受け取り、働きます。

そもそも、卵巣、というからには卵を蓄えています。

産まれたての赤ちゃんは卵を約200万個蓄えてますが、思春期までに170万個程度まで自然に減り、さらに生殖年齢の頃は20万個程度まで減ります。

そして、一回の月経につき1000個程度減るともいわれています。

こうして、年々、月々減り、ついに最後の卵がなくなったところで「閉経」を迎えます。

月経周期の中で、その卵の中の唯一個が排卵し、受精し、子宮内に上手く着床すると妊娠に至ります。

生理不順で来院される10〜30歳代の患者様達には、ホルモン状態を確認させていただき、調整・治療を検討します。

心当たりがある場合はまず、その原因の除去が1番の治療となります。

例えば、多いのが過度なダイエットによるもの。脳が省エネモードになってしまってます。

適正な体重って、自分の理想より多いのかもしれません。理想=適正とは限りません。

適正体重 BMIは22

18.5〜25は標準範囲内です。

体重÷(身長m)二乗  で計算します。

例えば、160cm、55kgなら

55÷1.6÷1.6=21.4

もし、BMI21を、

太ってる 😥 

と思ってるなら、それは絶っっ対間違い!

生理止まってしまったら、それは適正ではありませんよね?

過度なストレスや疲労もまた、不順の原因となります。脳のストレスが強すぎて、ショートしてしまう状態、、、ですね。

なーんにも心当たりないのに生理が乱れてる場合も、もちろんあります。

いずれにせよ、いつもと違うな、という時はぜひ一度、ご相談ください。

次回は40〜50代編です。