「何を食べたら乳がんになりやすいですか?(もしくは、
とのご質問をよく受けます。
まず、乳がん罹患と関連が強いとされるかどうかは、” エビデンス”に基づいてお話しされます。
乳がん診療ガイドラインでは、 乳がんとの関連が四段階に分けられています。
「確実」、「ほぼ確実」、「可能性あり」、「証拠不十分」
今まで発表されてる報告、 論文から有識者の先生方が十分話し合って決められます。
例えば、「確実に関連のある」リスクとして、閉経後の肥満、
などがあげられます。
これらは十分に気をつけ覚えておきたい項目。
自分ではどうにもできない項目もありますが…
食事関連としては
*アルコール 乳がんリスク増加 「確実(閉経後)」、「可能性あり(閉経前)」
*大豆・イソフラボン 乳がんリスク減少「可能性あり」
*乳製品 乳がんリスク減少「可能性あり」
*コーヒー、サプリ、緑茶、野菜、果物、魚、野菜 「証拠不十分」
多くの食品は「証拠不十分」とされてます。
乳がんにならないような食生活とは、「お酒はほどほどにして、肥満にならないような、
というのが答えになります 😉