乳がんになると、どんな症状がでるのか?|たけだ乳腺・婦人科クリニック|立川で乳がん検診なら|たけだ乳腺・婦人科クリニック|乳腺外科・婦人科

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乳がんになると、どんな症状がでるのか?|たけだ乳腺・婦人科クリニック|立川で乳がん検診なら|たけだ乳腺・婦人科クリニック|乳腺外科・婦人科

乳がんの自覚症状って、どんなものがあるのでしょうか?

よくいただくご質問です 🙂 

 

まずは「しこり」

 今までなかったものが触れる

 他より硬く触れる箇所がある

 

「分泌物」

 乳頭をギュッと絞ると出てくる

 下着が濡れてる

赤や茶褐色(血の色)の分泌物は特に要注意です。

 

「痛み」

実は日常診療の中で、もっとも多い主訴が痛みです。

痛みを訴える方は乳がんであることが多い、という意味ではありません。

生理の影響、乳腺炎など、痛みの原因は様々ありますが、乳がんの一症状として痛みを感じる方もいらっしゃいます。

 

「治りの悪い湿疹」

乳頭部分に赤い湿疹ができて、湿疹の治療をしても治りが悪い。

パジェット病や、乳がんの一部が乳頭に顔を出している状態の時、湿疹のように見えます。

 

「皮膚の引き攣れ、乳頭の引き攣れ」

 エクボやヘソのように凹んでる

 乳頭の向きが変わってきた

乳房の中に引き攣れを起こすものがある時に現れます。

ところで、私は右頬のみエクボができます。

マスク生活で、皆さんにお披露目する機会はないですが 😉 、エクボは表情筋の一部に癒着があることで引き攣れが生じてできます。

乳癌が周囲の組織と癒着すると皮膚が引っ張られて、皮膚をつまむとエクボのように凹むのを dimpling sign(えくぼ兆候)といいます。

 

いつもと違う変化を感じたら、速やかに受診をおすすめします。